街はトワイライ

CD屋トマト先輩の日々

ジャンバルターコー【28点】

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ジャンバルターコー(名護)

タコス 3ピース 660円

(ドリンクセット 880円)

 

シェル4 (ハード■■□■■ソフト)

具3 (肉・チーズ・レタス)

ボリューム4

サルサ4 (辛め)

味3 (濃い■□■■■あっさり)

値段3

立地3

特別点4

トータル28/40

 名護の名店。このお店の特徴はチキン。具がチキンとビーフが選べます。今回は判断基準としてビーフをオーダー。シェルはこれぞハードとソフトのちょうど中間!といえる皮。ビーフ多目で味もしっかりついててサルサ(辛目)なくても全然いける味です。量も3pで満足感。名護にしかないお店なので、ドライブのお目当てに最適の場所。トマトが入っていない。しかしながら、いつも食べているチキンタコスがこの店の特徴通りモアベターという結論に。

セニョールターコ【31点】

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セニョールターコ(コザ)

タコス 3ピース 550円

オニオンリング 300円)

 

シェル4 (ハード■■■□■ソフト)

具3 (肉・チーズ・レタス・トマト)

ボリューム4

サルサ3 (ちょい辛)

味4 (濃い■■□■■あっさり)

値段4

立地5

特別点4

トータル31/40

 トルティーヤ、ソフトの皮ベースながら、一度揚げてるのかな?表面がパリッとしているのが特徴か。皮、具財ともにそんなに味は濃くなく、サルサと合わさってほどよい味に。底辺20cm程度で結構大きめ。3個でも満足感あり。この淡白な感じも合わせて本場のものに近いんじゃないかなあと思った。オニオンリングも美味しい、他のサイドメニューも豊富で次は別の頼みたくなる。(けどやっぱりタコス注文しちゃうんだが)。駐車場含め、プラザハウスの中という立地はタコス屋の中でもトップクラス。

CHNODELIC

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ずっと聞いてたCDが『  クノデリック』だったこと。

レンタル落ちあがりのボロボロジャケですが、はがれたり塗りつぶしには見えない。87年の32XA-142版は全部このように誤植なのか、ご意見ご感想をお待ちしております。

心のアルバム50

LATIN PLAYBOYS / LATIN PLAYBOYS (1994)
VANGELIS / BLADE RUNNER (1994)
TAMORI / HOW ABOUT THIS (1986)
上田現 / コリアンドル (1991)
筋肉少女帯 / 仏陀L (1988)

BEGIN / 音楽旅団 (1990)
MORPHINE / cure for pain (1993)
NICK DeCARO / ITALIAN GRAFFITI (1974)
CHERYL LYNN / In The Night (1981)
原みどり / KO・KO・RO・NOTE (1988)


ジャックス / ジャックスの世界 (1968)
豊田道倫 / SING A SONG (2004)
THE TRASH CAN SINATRAS / i've seen everything (1993)
YMO / TECHNODELIC (1981)
真島昌利 / HAPPY SONGS (1991)

佐野千明 / 屋上の終集合曲集 (2013)
スピッツ / 名前をつけてやる (1991)
渡辺美里 / Flower bed (1989)
Bjork / homogenic (1997)
MICHAEL JACKSON / DANGEROUS (1991)

 

Satomimagae / Koko (2014)
blue / sitting on the sofa (1994)
外道 / 外道 (1974)
石野卓球 / DOVE LOVES DUB (1995)
Francois Jouffa / KATMANDOU 1969 (1969)

BECK / ONE FOOT IN THE GRAVE (1994)
メンボーズ / ハニーチャパティ (1997)
たま / さんだる (1990)
原マスミ / イマジネイション通信 (1982)
BUCK-TICK / darker than darkness (1993)

 

あがた森魚 / 浦島64 (2014)
渡辺勝 / FADELES S (1994)
戸張大輔 / ギター (1999)
坂本龍一 & カクトウギ・セッション / SUMMER NERVES (1979)
ホテルニュートーキョー / ガウディの憂鬱 (2006)

PLAGUES / CINNAMON HOTEL (1994)
THE VELVET UNDERGROUND & NICO (1967)
BARBEE BOYS / 3rd. BREAK (1986)
godspeed you! black emperor / f# a# (1998)
筋肉少女帯 / ナゴム全曲集 (1990)

 

九龍風水傳原聲音樂專輯 (2014)
BARNABYS / AUGUSTUS LOOP (1993)
RATN / J (2005)
SO / SO (2003)
戸張大輔 / ドラム (2009)

haircut one hundred / pelican west (1982)
PINK FLOYD / THE PIPER AT THE GATES OF DAWN (1967)
EVERYTHING BUT THE GIRL / WALKING WOUNDED (1996)
PET SHOP BOYS / Behavoir (1990)
あぶらだこ / あぶらだこ (1985)

 

【トマトさん心のアルバム】 http://cdya.biz/kokoro/kokoro.html

本の森

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少し時間が空いたので、久しぶりに「じのん」へ。

そしたらこの二冊に遭遇し、流石じのん!という記録。

 

近年なかなかでない『幻想の街・那覇』やっと見つけた。

そして本の森を探検していたら、見慣れない分厚い『釜ヶ崎』の背表紙。

釜ヶ崎関連はいろいろ探しているけれど、こんな本は知らない。

ネットなんかよりリアルの方がずっと深いってこと、

そんな当たり前のことがどっかにいってしまってる。

昭和51年の綺麗とは言えないこの本が、

どういう経緯でこの沖縄の宜野湾の古本屋の棚に。

 

さらに、お。っと思う本が雑に床から1メートルくらいの積タワーにまぎれてたり、

正に本の森。対して人工芝。

正直ネットで買うことも最近多い。ブコフも行きます。

でもあの整頓された世界とは完全に別物だなという、

魅力を改めて体験しました。こんな出会いはない。

あつかっている商品のふくよかさというこの観点でも

「便利vs」って図式になるんじゃないかと思っている。

 

自分の店のことにも照らし合わせる。

 

郡昇作 『釜ヶ崎』についてはまたいずれ記したい。

オリジナルは昭和49年の自費出版と書かれていて、

活版印刷?というものだろうか、文字が綺麗には整列していなくて、そこもいい。

巻頭の地図には西萩の文字。

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A New World

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 Phewの『ニューワールド期』にまだはまっている。先日リリースされた『Voice Hardcore』もこの流れの中にあり、声だけで作られたかなりアバンギャルドなサウンドなはずだが、一連の作品をひとつひとつ聞き進んできた後だと、意外にすーっと入ってくるような不思議。

 なんだろう?ドローンも微音も好みじゃないのに、Phewが聞けるのはなぜだろう。「言葉」が軸にどっしりと立っているからじゃないか?とも思ったが、インストの『JAMMING』もなぜか聞いてしまうし、それなら理由は一貫して「歌」が流れているからだろうか?そんな月並みな解説持ってきてもどうしようもないし、わからないままでいる。

 そしてさっき調べてたら、このニューワールド期の前2012年にproject undarkというユニットがあることを初めて知った。そのアルバムのタイトル『ラジウムガールズ2011』にピーン!と来た。ああ、やっぱり『ニューワールド』に感じていた、あの幕の向うに見えてたものはあってたんだ!浜辺の歌、浜辺の歌、浜辺の歌、、、遡って手に入れたカバー集アルバムの全曲を持ってきても、この「浜辺の歌」1曲に到底かなわないと思う。

 

以下、2017年1月の記録。

 

 ヒリヒリした音楽。不気味な音楽と共に緊迫した音楽が巷になくなってきている。なぜだろうか。考察はまた別の機会にしても、はじめてのPhewはものすごく刺激的だった。ソロでははじめて手にしたこのアルバム、それでも出たのは2015年末なので一年遅れで聴いた。このまるでSuicideとBrigitte Fontaineが合わさったような音楽は電波的にビビビと伝わり、頭の中のものがいろいろつつかれる思い。超濃密。
 まず一通り聴いたあとに見つめるこのジャケットが強烈。この汚れた幕が開いた向こう側には一体どんな景色が広がっているんだろう。じっと見つめてしまう。一面広がる瓦礫のビルディングか、どこまでもつづく向日葵か、やっぱりなにも変わらない灰色の街か。ニューということは何かの転機があろうが、やはりこのアルバムのテーマは3.11だと思われる。タイトル曲は電気エネルギーの歌だ。あの日からの、ニューワールド。そしてPhewがアナログシンセサイザーを手に入れた日からのニューワールド。
 知らなかったが「終曲」というのはデビュー曲のようで、その再録とアルバム最後の「浜辺の歌」カバーとをつなぐ想い。すぐに浮かんだのは映画『渚にて』だったが、実は映画を見たことはない。カバーはもう一曲ラモーンズの「チャイニーズロックス」で、唐突すぎる気がしたが、もしかしたらこれはチャイナシンドロームからのチャイニーズだったり・・・などとここでも頭の中がつつかれる。そんな鳥肌がそこかしこで。


たくさん文字を読みました
たくさん映画を見ました
たくさん音楽を聴いたけれど
全部忘れた
「わたしのワルツ」

 

Phew01 (CDR 2014.8.31)

Phew02 (CDR 2014.9.19)

Phew03 (CDR 2014.10.14)

A New World (2015.12.2)

Jamming (2016.2)

Phew04 (CDR 2017.2)

*Light Sleep (2017.3)  from Phew01,02,03

Voice Hardcore (2017.11.1)