読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

街はトワイライ

CD屋トマト先輩の日々

風のスケッチ

レビューユーミン

 
 
f:id:cdya:20140212153715j:plain
 
時間あるときに続けて記していきたいと今は、考えてる「レビュー」第一番目にこのシングル。個人的に印象的な一枚なので、最初にとりあげる。
 
要はここで重要なのはカップリング曲の「風のスケッチ」であるわけだ。
 
表題曲「真夏の夜の夢」は「松任谷」由実を代表するようなヒット曲だが、まあ普段聞きはしな
いわけで、自分も同じく 「荒井はいいよねえ~」タイプを長らく過ごしていた時に、さてユーミンはどこからダメなのか。という疑問を晴らすべく聞き始めた「松任谷」であったわけだが、そのダメ=、イコールというかまあ聞きたくはない部類の代表がこの曲であった。
 
どうやらカップリングの「風のスケッチ」という曲はこのシングルにしか入っていないということで、半ばしぶしぶゲットしたわけだったんだが、これがどうだろう。A面とははっきり言って180度違うような1曲であった。今も90s以降のユーミンはまず聞かないが、この曲だけは別。といえるほどであって、あの往年の絵画的世界観があって、アルバムで言えば『悲しいほどお天気』あたりにでも収録されそうな。さらっとした、風ふくいい曲。「風立ちぬ」の主題歌はこれがいいんじゃないだろうか。
 
真夏の夜の夢」の同時期にこんな曲が実は書けた。ということは、つまり90sに入ってユーミンは「作風を変えた」自らの意思で。というのが今のところの自分なりの見解である。『ダイアモンドダストが消えぬまに』(1987年)で「はじめて歌詞のメソッドが完成した」「装飾的な歌詞のスタイルは、あのアルバムで一つ完成を見た」wikiとされているように、新たな、音にマッチするような歌詞に作風を変えていったんじゃないだろうかと考えられる。風景的な歌詞に飽きていったのかもしれない。
 
個人的に聞くユーミンは荒井時代はもちろん松任谷では、ほぼ80sまで、区切りとしてアナログ時代までである。アナログリリース最後のアルバムは『LOVE WARS』(1989年)。その辺りのことはまた次の機会にも。
 
本人が気に入っているのか、必要だったから書いたのか(タイアップ曲)、わからないが、確かにさらっと、手癖(?)的に書いた歌詞ぽくはある。この「風のスケッチ」今現在(2014.02)もアルバムやコンピにさえも未収録で、この短冊8cmにか入っていない隠れた1曲なのである。
 
 
TAMAらいふ21テーマソング
「風のスケッチ」 1993年
作詞・作曲/松任谷由実 編曲/松任谷正隆
Keyboards & Programming : Masataka Matsutoya