文字まで読めないが紅白に飾られてるところをみると、オープン時だろうか。そうであれば1913年(大正2)6月。この記念門をくぐって右へと伸びる筋が現ジャンジャン横丁だと思われる。提灯がかかった建物に看板の「すし十五銭?」の文字、着物を着た女性らが手でも叩いて湧いてるような姿が見える。新世界からこの先の飛田へと通ずる裏町として、「屋台に毛の生えたような飲み屋」が通りを勝手に占拠して営業をはじめたのが始まりのようだ。ジャンジャンという名前はこの女たち酌人のかきならす三味線のかしましさに由来するらしい。
そして噴泉浴場。ルナパーク第二期の目玉として巨額の建設費を費やされ建てられた、700坪なる巨大な洋館風大浴場。言わずもがなこれがスパワールドの元祖。
書いた後で別写真発見。やはり開業記念だ。
※さらに追記、右へ伸びるのがジャンジャン横丁と書きましたが、間違い可能性大。あとで検証します。