春日太一 『天才 勝新太郎』 2010
本人がとことん納得いくまでやったというフジテレビでの「座頭市物語」「新・座頭市」をみなければ。手元にあるのは釜ヶ崎の某所(今年行ったら無くなってた・・)で500円で買ったDVD「ど根性一代」、なかなか好きな映画だし、確か台詞は関西弁で、そうではなくてもイメージ的にずっと関西の人だと思っていたのは、大映が長かったからということか。
この本は、その一生を時間軸に沿って足早に巡っていく書き方で、少々読み物としては物足りないものもあったが、それは自分があまりに勝新のことを知らなかったからなのかもしれない。とにかく映像が動いてる姿が見たくなっている。