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街はトワイライ

CD屋トマト先輩の日々

地図・メディアに描かれた釜ヶ崎

水内俊雄 『地図・メディアに描かれた釜ヶ崎 大阪市西成区釜ヶ崎の批判的歴史地誌-

http://kamamat.org/yomimono/ronbun/mizuuchi_jinbun53.pdf

 

pdfで読めます。

 釜ヶ崎と現在も呼ばれる場所へのイメージ。その街の成り立ち。

 大島渚の『太陽の墓場』は個人的にとても好きな映画で、この界隈を調べる興味を持つきっかけにもなっていますが、このレポートの中ではある意味批判的に紹介されています。確かに。同じく大島渚の『夏の妹』、これは返還直後の沖縄を撮ったものですが、この映画も思い出せば、「沖縄ぽさ」の演出が、地元の人にはすぐわかります。壺屋を歩いていた次のカットで首里城近辺を歩いていたり、位置的な不具合、しかしそんなものはどの映画、映像作品にもあるものでしょうが、とりわけ『太陽の墓場』でのネガティブなイメージは強烈であったと想像されます。というか私自身もまさにそうなので、『太陽の墓場』の住民が住んでいるバラック集が実は正確には釜ヶ崎ではないという事実は、このレポートで初めて知り、釜ヶ崎という土地の見方やイメージを修正するきっかけになりそうです。