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街はトワイライ

CD屋トマト先輩の日々

愛と憎しみの新宿

読書録

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平井玄 『愛と憎しみの新宿』 2010

 

 ぞっこん酒井隆史。からの対談していたのがこの著者だったので手に取った一冊。夏目漱石からベルクまで。新宿というよりもう現代の、資本主義的ヒエラルキーの巨大化といったもう基礎的なことがやはり気になってしまった。昔はみんなが社長だった。個人経営の店がなくなっていく時代。いきつく問題はどうしてもそこになってしまう。そういう意味でも豊田さんのインストアライブで知った「ベルク」について興味がわいた。しかしジャズマンたちもそうだが、行きつけの場所にそういった「ユーメージン」が居る、という環境は、環境こそが東京だなと思った。そのジャンルを動かしている人物が肉眼で見える街で成長するというのはものすごく刺激的だろう。生まれが東京という人々の気持ち。