大阪放浪記② 2015.3.30夜
そして日は暮れていよいよ難波屋へ。ついたらもうカウンターはいっぱいしていて相変わらず。この滞在は瓶ビールばかり飲んでました。瓶ビール大が400円。カツオたたきやらいくつか頼んでほろ酔いの頃、前座の恩地さんがさっと歌いだし。
現れた豊田道倫は確か真っ白のジャンパー。そしてこの日は、首にハーモニカを装着する姿を始めてみました。「仕事」とか何曲かで。ちょっと、おっと思った。
2015.3.30 難波屋 豊田道倫 (非公式セットリスト)
1 少年はパンを買いに行く
2 東京の恋人
3 ホテルナインス
4 G
5 仕事
6 散歩道
7 29000円
8 10年ぶりにさようなら
9 あの気持ち
気がつくと席は埋まって、立ち見も多数、ほどよく満員の店内。比較的この夜は和やかな雰囲気のライブだったと思いますが、やっぱり随所で見せる鋭利さ、この人は本気だ。と何度もかみしめた。
10 まぼろしちゃん
11 野畑小学校校歌
12 白い光の朝に
13 天国への扉(天王寺篇)
14 ともしび商店街
15 大海原
16 ありふれたジャンパー
17 あの汚くなったスニーカーをあの娘はひとりで買ったのだろうか
18 恋愛
19 私の望むものは
EC1 悪い夏
EC2 tokyo-osaka-san francisco
EC3 UFOキャッチャー
■ひげ勝(大阪・花園町)
ライブ後まだまだざわつく難波屋をぱっとひとり抜けて、まだ間にあうと急いでめあての串カツ屋へ。花園町のちょっと住宅地のような場所にぽこんとのれんがでていた。閉店もう30分前というくらいだったのでお客は数名、ここも新しい感じのきれいな店。大きなテレビがついていて。
今まで食べていた串カツとはかなり違っていた。なんだろう。新鮮?とでも言えばいいのか軽めでさらっとした衣。また瓶ビールを頼み、ちょいちょいと注文する。串カツ、ししとう、ぶた、ささみ大葉、もち・・・ さくさくすすんでとても美味しかった。
食べてたらガラっと入ってきて2コ隣に座ったマダム。常連さんとみえて、今日は暇だったから早く閉めてきたわとか店員に話したのだったかどうだったか、テーブルに置いたヴィトンのミニバッグに、赤いセーター、赤いマニキュア、アスパラを2本とお湯割り梅入りをいつものように注文した。お湯割り俺もちょっと欲しいなと思いつつ、ああ、いよいよ大阪に来たんだな。と深くなってく酔いの中心地よくそう思った。