街はトワイライ

CD屋トマト先輩の日々

2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

SHINE ALL AROUND

01 雨の夜のバスから見える02 SHINE ALL AROUND03 ありふれたジャンパー04 そこに座ろうか05 愛したから06 24時間営業のとんかつ屋07 どうして男は08 ともしび商店街09 サイボーグの渋谷、冬10 帰省11 I Like You12 小さな公園13 Girl Like You14 倒れかけた…

通天閣

暑さが和らいだくらいからだっただろうか、急に本を読まねば!と思い立ち続けざまに、しかも通天閣~新世界~釜ヶ崎あたりのモノを集中して読んだ。さすがにちょっと息切れ気味でまだ数冊読んでないものあるが。 初代通天閣、ルナパークが開業した大正初期の…

飛田ホテル

黒岩重吾 『飛田ホテル』 1971 なかなか探せなくてやっと見つけ、読んだ。出てくるのは飛田、釜ヶ崎、天王寺・・・あのあたりを舞台とした男と女のミステリー?何かしら過去を背負っている女性が中心となる物語だが、なんというか読んだ後の残り香としては、…

都市大阪 文学の風景

橋本寛之 『都市大阪 文学の風景』 2002 通天閣、新世界、釜ヶ崎の本を読み始めて何冊目だろう。簡潔ながらも深くいい本であった。これがひとつの起源とでも言えるような。確かに酒井隆史『通天閣』の中でジャンジャン横丁に関する重要なイメージを「卓抜」…

中城モール

そのまま海向きに停めた車から、本一冊だけ持って外へ出た。 黒いヤツと牛のヤツが座ってる後ろ、広がる海を背に、なんだろうか昼休みの時間なのかもう飲んでるのか作業着のおっちゃんらが4、5人わいわいやっている。 浜の前では相変わらず無造作な海岸線と…

釜ヶ崎のススメ

『釜ヶ崎のススメ』 2011 丁寧に作られた本だなと思った。それはそれだけの思い。これ1冊あれば、釜ヶ崎の成り立ち、歴史、住んでる人たちのこと、問題、現状、まで一通りわかると思われる。読んでいる途中にふと流れででてきた1990年の釜ヶ崎暴動の動画を見…

テツ

1972年の鈴木組闘争や第一回夏祭りのための三角公園奪還劇を知って、真っ先に思い浮かんだのはテツ。ヤクザどつき回す彼はヒーローじゃないけどやっぱりヒーローだったのかもしれん。じゃりン子チエの世界も労働者とヤクザと警察。ちょっとズレてんのは、テ…