俺のGRはどこにしまったかわからないし、探そうともしてない昨今、少しさみしいが。
写真は言葉が要らないから好きだと思っていたが、そうでもないのか。どうやらニューヨークらしいのでNYがそうさせるのか、やっぱり拾った言葉のつけかたが上手なのか、どちらもあるだろうが、ひとことふたことで、写真がいくらでも広がった。その人の人生、生活。
レコードでも確かアメリカだったか、60年代くらいのレコードで、音楽じゃなくてインタビューのレコードがあって、コメディアンのような司会者が、こどもたちに質問をなげかけて、だいたいあえて難しい質問とか哲学的なことだったり、オトナの話だったりする質問をこどもらに答えさせて、その斬新さと素直さを楽しむようなレコードで。それをこの写真で思い出した。
自分をアピールする。例えば「i have a sense of humor」と言った自分を出すような表現を知ると日本人との違いを感じるわけだが、なんというか向こうは人と違うことが長所であるという基本的な部分は、このようなストリートでの簡単な出会いでもすぐに浮き出てくるんだろうと思う。日本はどうだ、俺はどうだ。
Brandon Stanton
http://everyday-i-show.livejournal.com/248047.html
