#Thursday Afternoon
014
January 07003
2003
⭐⭐⭐
またイーノですが、遂に買ってしまったダウンロードで5,400円・・・。こちらもEno Shopオンリーのプライベート盤で現物CDは現在入手困難。ダウンロード版はEno Shopで今も買えるんですが1曲いくらという曲単位の購入しかなくて、15曲だから£1.99x15=£29.85 (≒5,400JPY)というお値段に・・・。CDの定価は£16.00なので明らかにおかしいんだが、もういいよ。
副題が「Bell Studies for The Clock of The Long Now」と記されていて、ベル(=鐘)研究の成果発表的、内容は確かにオリジナルアルバム未満な作品ではあります。物理学的に?鐘の鳴り方の研究/思考を行ったもので、たぶん鐘の残響を数値化して、例えば大きさだったり叩く強さだったりに当てはめれるような公式を作ったのだろうと考えられます。なので収録曲のほとんどがベルもの。ベルと言えば学校だったり自治会だったりするので牧歌的でありつつ少しノスタルジックな気分にもなってきます。
この研究成果が2005年の「The Ritan Bells」(『Music for Installations』Disc1収録)などに生かされていくのではないかと考えられます。しかしアルバムタイトルやジャケの表?はなんだろう。